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SpiCata 各話あらすじ



SpiCata 第壱話 「からっぽの少年 」


 西暦2015年、人類は15年前に発生したセカンドインパクトと称される地球規模の大災害から目ざましい復興を遂げる。

 元戦略自衛隊所属の葛城ミサトは、セカンドインパクトの裏に隠された真実を探ろうと考え、やがて謎の組織『特務機関ネルフ』に対し疑いを抱く。彼女はその本部の置かれているジオフロントへの潜入を果たすが、ネルフ保安部によって敢え無く拘束される。

 そしてミサトは学生時代の友人、赤木リツコに再会する。ネルフ本部技術部長のポストに就く彼女は、ミサトに対し現在侵攻中である正体不明の敵性体『使徒』殲滅任務への参加を要請する。

 汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機とそのパイロットである9歳の少年、サードチルドレン碇シンジ。無気力で感情の機微すら見えない、機械のような精神を持つ少年の指揮官としての任をミサトは承諾する。

 使徒迎撃専用要塞都市、第3新東京市にて開かれる戦端。そして使徒の攻撃に蹂躙されるがままのエヴァ初号機。敗北が決定的と思われた瞬間、何かに呼応するかのように圧倒的な能力を発揮した初号機によって使徒は倒される。












SpiCata 第弐話 「人々の、日々 」


 ネルフ本部作戦部長としての地位を得た葛城ミサトは、セカンドインパクトの情報を内部から探ろうとする。

 碇シンジとファーストチルドレン綾波レイの間に心理的な相互作用が存在するという仮説を立てた赤木リツコは、2人を共に行動させて彼らの心に生じる影響を調査しようとする。

 ミサトは、9歳の子供とは思えないほど人間的感情とは全く無縁な人格を持つチルドレン達に対して違和感を抱く。

 やがてミサトは、普段は人形のようなシンジが、彼女が命令した場合に限って優れた反応を見せる事に気付く。同時に、ネルフが自分を引き入れようとする真の理由がそれである事にも思い至る。













SpiCata 第参話 「置き去られた声 」


 自分だけが碇シンジをパイロットとして効果的に利用できるという事実をもって、ネルフとの対等な立場を作ろうと企図する葛城ミサト。

 その一方で、ミサトによるサードチルドレンの独占状態を懸念するネルフは、シンジに人間的な感情を取り戻させるため、彼と綾波レイを学校へと通わせる事を決定する。

 エヴァ零号機の起動試験が成功、それと同時に使徒が襲来。幾重にも張り巡らされた特殊装甲を貫通しジオフロントへの侵入を果たした使徒に対し、レイが搭乗する零号機が立ち向かう。遅れて戦線に合流した初号機とシンジはミサトの命令に忠実に従い、零号機の安全を考慮する事無く攻撃、使徒を殲滅する。

 初号機の攻撃によって苦痛に喘ぐレイと大きな損傷を被った零号機の姿が、ミサトへの不信感をネルフのスタッフに抱かせる。













SpiCata 第四話 「レイ、その見つめる先」


 自分の心を乱す碇シンジに対して言い知れない不快感を抱く綾波レイ。

 葛城ミサトの危険性を認識しつつ、サードチルドレン運用の為に彼女を懐柔しようとするネルフ総司令碇ゲンドウと副司令冬月コウゾウ。

 襲来した使徒に対し、エヴァ初号機と零号機が迎撃。使徒の作り出したドーム状の構造物内部に囚われる零号機とレイ。零号機のATフィールドを使い、使徒のS2機関を無力化する作戦が赤木リツコによって提案される。しかし、使徒の圧倒的なATフィールド展開能力にレイは追い詰められる。もはやこれまでと見たミサトは零号機とレイを見捨て、初号機に使徒への攻撃を強行させる。その瞬間、シンジを拒絶するレイの意志がATフィールドの爆発的展開を誘発、使徒殲滅を果たす。













SpiCata 第伍話 「アスカ、眠りの海で」


 エヴァ弐号機輸送の任にあたっている太平洋艦隊を訪れた葛城ミサトと碇シンジは、ネルフドイツ支部から派遣された加持リョウジに出迎えられる。

 加持の案内によってシンジとミサトは、過去の実験で起きた事故により肉体に大きな傷を負ったセカンドチルドレン、惣流・アスカ・ラングレーに出会う。加持はこの9歳の少女に降り掛かった出来事についてミサトに語る。

 洋上にて使徒の攻撃を受ける太平洋艦隊。アスカは弐号機エントリープラグ内部にシンジを保護すると同時に、天才的な戦闘センスを発揮し使徒を追い詰める。しかし、後一歩と言う所で弐号機もろとも海中に引き込まれる。弐号機が機能停止寸前にまで追いやられる中、エヴァのシンクロシステムを通してアスカはシンジの精神に直接触れる。彼の中に見た人間離れした異常な要素に嫌悪感を抱くアスカ。そしてタンデムシンクロの効果でエヴァの力を限界以上に引き出したアスカは使徒を倒す。













SpiCata 第六話 「融けない、氷」


 惣流・アスカ・ラングレーとエヴァンゲリオン弐号機の配備により、ネルフの戦力は格段に増強される。同時に、葛城ミサトへの反発勢力による活動がネルフ内部で盛んになる。結果、ネルフの運営にマイナス要因とみなされたミサトは、遂にネルフより放逐される事態に陥る。

 そんな折、ミサトは加持リョウジから得た情報を元にマルドゥック機関の正体を探るべく、ジオフロントの地下深くに侵入する。

 時を同じくして出現した使徒に対し、赤木リツコを作戦部長代理としたネルフは、エヴァ初号機と弐号機をもって迎撃。使徒はその侵食能力をもってエヴァ両機を追い込むが、ミサトの助言を得た綾波レイが碇シンジに指示を与え初号機を指揮し、使徒を牽制。その隙をついてアスカが駆る弐号機が使徒を殲滅、際どい勝利を得る。

 戦闘終了後、シンジの精神は大きな変化を見せる。他人を完全に『認識』しなくなった少年の背中を見つめるミサト。そして彼女は冷たい言葉だけを残し、ネルフを去る。



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